デニーロの天使な役回し

■この世における天使の役割とは？

■成り行きというかひょんなことから脱獄囚が修道院に入り込み、神父に間違えられてそれをいいことに成りすまし、国境を越えての逃亡を図る。しかし・・・。過去の同名映画のリメイクというか、芝居の映画化。

■出演: ロバート・デ・ニーロ, ショーン・ペン, デミ・ムーア
■監督: ニール・ジョーダン

俺たちは天使じゃない

/ パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン(2005/11/25)

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初めて感動しました

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■全体的にはコメディーであるけれども、この物語は舞台が修道院だけに、キリスト教に通じていると「ああ^^なるほど!!」と意味がわかる部分が多い。

■後半、聾唖の（耳が聞こえず、しゃべることができない）少女が落ちた滝から奇跡的に助けられた場面で、また奇跡的に舌のもつれが回復し、神父に化けた脱獄者の主人公のことをそれまで見て知ってしまっていることから「リターン」＝脱獄者と言ってしまう。万事休すと思いきや、教会の高位聖職者はこの言葉を「リターン」＝新教からの改宗者と理解し、脱獄囚であることがばれずに済まされる。

■川に落ち、滝に飲み込まれる少女を助けようと夢中で飛び込んだ脱獄囚の天使じゃないけど天使的な役回しに天の神さまは、ご褒美を与えているのだ。

■このあたりの台詞も日本語の吹き替えでは、曖昧になってしまう。
この映画のクライマックスにして最大のポイントである。

七色いんこ (7)

手塚 治虫 / 秋田書店(1982/10)

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■手塚治虫氏は宝塚の出身で「リボンの騎士」などの宝塚的な漫画もあるけれど、芝居も好きであったことは間違いない。

■「七色インコ」は、１話完結型の漫画でひとつ１つに「芝居」が取り上げられている。

■「俺たちは天使じゃない」もその一つだ。
（どの巻に納められているか、調べないと今はワカラン）

■芝居から映画と言えば「１２人の怒れる男」も・・・。